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潜熱蓄熱材

家づくりのこと

こんにちは。
里村です。

今日は潜熱蓄熱パッサーモを手に入れる事が出来ましたので色々と実験して行きたいと思います。

 


その前に蓄熱材について簡単な説明をしてみます。


パッシブ設計の手法のひとつに太陽熱を建材に蓄熱して暖房として賄うと言った方法があります。
太陽熱は凄い熱量を持っていて枚方市なら真冬でも快晴であれば暖房なしでも過ごせる事が出来るほどです。

 

その太陽熱を蓄熱させる方法ですが住宅で一番ポピュラーなのは直射光が差し込む部屋の床をコンクリートやタイルなど熱容量の大きいもので敷き詰め太陽熱を蓄熱する事が多いと思います。


床を木材のフローリングにしたければ、フローロング材の下地に熱容量の大きい石膏ボードを敷き詰める事もよくします。

潜熱蓄熱材

コンクリートやタイル・石膏ボードは熱容量が大きく熱を貯めようと強制的に熱を与えれば形を変えずにどんどん貯まって行きます。


コンクリートや煉瓦など温度で言えば1000度以上でも問題なく蓄える事が出来ます。
ピザ窯や石窯など、DIYで造った人もいるかもしれません。

 

上記のような物質の形を変えない蓄熱材を顕熱蓄熱材(けんねつちくねつざい)と言います。

 

今回、手に入れたのは潜熱蓄熱材(せんねつちくねつざい)と言って熱を蓄えると物体が変化する材料になります。

 

潜熱と聞いてわかりやすいのは『水』です。
当たり前ですが水は常温で液体です。0℃で氷として個体になり、反対に100℃で蒸発して気体にもなります。


熱を加える事で物質の形を変えてしまう事を潜熱と言います。

今回のパッサーモはイメージとしては夏場に活躍する保冷材の暖かいタイプと思って頂けたらと良いかもしれません。

 

さて、この潜熱蓄熱材ですが5℃刻みという細かい温度で材料指定が出来ます。
今回は人間の体温に近く建材として使いやすい32℃と40℃を購入してみました。
他にもこれだけ種類があります。

 

顕熱材と比較しての違いは指定した温度を長時間放出するところになります。


顕熱材では蓄熱した熱を一気に放出し、また、時間も短く、温度のコントロールが難しいのが難点ですが、潜熱材では温度のコントロールしやすいのが一番の優れたところだと思います。

 

この潜熱蓄熱材を使って、ほのかな床暖房として使用したり、壁面の中にいれたり、サンルームがある家では断熱材の中に入れた蓄熱材を夜間ダクトで循環させたりするのも面白いかもしれません。

 

これから色々と実験して家造りに活かす事が出来たらと思っています。

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